☆独断と偏見に充ちた愛のエンタメ感想文☆
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
『純情きらり』全156話 視聴完了
純情きらり (主演 宮崎あおい)
純情きらり (主演 宮崎あおい)

原作をベースに、有森家の三姉妹を物語の軸に据えた
浅野妙子の脚本が見事だった。
三姉妹の笛子、杏子、桜子を演じた3人の女優たちの熱演も素晴らしかった。

この物語で、もっとも印象深かったのは、
長女・次女・三女という立場の違う女たちの生き方だった。
彼女たちの性格はその生い立ちに大きく影響している。
責任感にあふれ、不器用で常識の塊のような長女・笛子。
おとなしいが、芯はしっかりしていて客観的な冷静さを持っている次女・杏子。
自分の気持ちに正直で、思い立ったら後先考えず行動する無鉄砲な三女・桜子。
ひとり、ひとりの物語がそれぞれドラマになりそうな
個性豊かな有森家の三姉妹を中心に
戦前、戦中、戦後の日本を描いたのが今回の朝ドラだったと思う。
暗く、重くなりがちなテーマを扱いながら、
この作品が、どんなときも夢や希望を忘れずに、
生きることの尊さを描いた作品に仕上がっていたのは、
もっとも楽観的で前向きな、三女・桜子を主人公にしていたからだと思う。
しかし彼女の人生は客観的に見ると、とても不幸なものだったことがわかる。
音楽学校に入学することも、演奏家としてのコンサートも出来ず、
戦地から戻ってきた許婚とやっとのことで結婚し、赤ちゃんを授かったものの、
その身体は結核という病魔に蝕まれており、命を懸けて出産にのぞむこととなる。
そして結局、一度も我が子をその手に抱けぬまま、
彼女はこの世を去ったのだった。
主人公・桜子の夢や希望はいつもいま一歩というところで無残にも叶わない。
戦争という決して抗えぬ時代の出来事を、決して美化しなかったのも、
このドラマの秀逸なところのひとつだ。

しかし、見終えたあとに、彼女を不幸だと思った人がはたしていただろうか?
私はそんな風には思わなかった。
<純情>とは心にけがれや邪心がなく清らかなこと。
そして<きらり>とは、命の輝きを意味したのではないか。
いつも自分の気持ちに正直で、
どんな困難な状況にあるときも、決して夢や希望を捨てず、
命ある限り、悔いのないよう真っ直ぐに、ひたむきに、
その生を生ききった桜子の生き様こそが
『純情きらり』だったのだと思う。
その証拠に、ラストの彼女の微笑みはまるで聖母のように
この世のすべてを超越した美しさと穏やかさを持っていた。

NHK連続テレビ小説「純情きらり」オリジナル・サウンドトラック
NHK連続テレビ小説「純情きらり」オリジナル・サウンドトラック
オープニングテーマは、桜子が我が子にあてて作った曲、という設定だった。
その事実が最終週に明かされてから、毎回慈しむような思いできいていた。
ドラマの中で、達彦さんがピアノソロで弾いていたアレンジがもっとも好き♪

火の山―山猿記〈上〉
火の山―山猿記〈上〉
火の山―山猿記〈下〉
火の山―山猿記〈下〉
原作者の津島佑子は、作家太宰治の正妻の次女。
杉冬吾のモデルは父・太宰と思われる。
命の尊さを描いた点では一致しているが、こちらはドラマとは違い、
かなり重厚なタッチで、女性の生き様を描いている。
第51回野間文芸賞、第34回谷崎潤一郎賞受賞作品。
文学としても、一読の価値あり。
ドラマを見た人には、ぜひ読んでいただきたい。
| drama | 23:21 | comments(2) | trackbacks(4) |
7月期ドラマ 視聴率ランキング
昨日の記事で、マイベスト5を発表したが、
それでは、テレビ局がもっとも重要視する
視聴率でみると、順位はどう変動するのか?
検証してみることにしよう。

1 マイ★ボス マイ★ヒーロー 18.9% (2)
2 渡る世間は鬼ばかり 18.7%
3 結婚できない男 16.9% (1)
4 サプリ 14.2%
5 新・科捜研の女 13.3%
6 不信のとき 12.9%
7 花嫁は厄年ッ! 12.0% (5)
8 黒い太陽 11.2%
9 誰よりもママを愛す 10.4%
10 タイヨウのうた 10.3%
11 CAとお呼びっ! 9.5%
12 ダンドリ。〜Dance☆Drill〜 9.0% (3)
13 PS-羅生門-警視庁東都署 8.9%
14 下北サンデーズ 7.3%
15 レガッタ 5.5% (4)

太字は私が視聴していたドラマ。
視聴率横の青文字が私がつけたランキングである。
なんとも見事な天邪鬼っぷり…。
大部分の場合、ドラマの最高視聴率は初回に記録される。
とりあえず見て、今後の参考にするわけである。

この15本のドラマの中で、初回の視聴率を上回ることができたのは
「結婚できない男」最終回(22.0%)
「新・科捜研の女」第6話(14.7%)
「渡る世間は鬼ばかり」第7話(20.0%)
「不信のとき」第10話(15.5%)
「黒い太陽」第3話(12.1%)
「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」最終回(23.2%)
の6本である。

「不信のとき」は裏のTBS「花嫁は厄年ッ!」とそれまで
かなりいい勝負をしていたが、この回がきっかけになり、
後半はかなり差がついた(そのため平均視聴率では僅か0.9ポイント差)。
「結婚できない男」「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」はともに
最終回で自己最高視聴率をマーク。
ドラマの質が、視聴率にきちんと結びついた結果となった。
「渡る世間は鬼ばかり」はこの回が飛び抜けてよかったというわけでなく
毎回安定した視聴率をキープ。
今クールも、不動の視聴者層を持つ、
シリーズドラマの強みをいかんなく発揮していた。
「新・科捜研の女」は一話完結モノゆえ、
裏番組によって視聴率がかなり左右された模様。
「黒い太陽」はさまざまなところで、よい評判が流出していたため
このあたりで、誰もが「とりあえず一度は…」と思ったのでは?
しかし、放送日が金曜日であったため、
リアルタイム視聴には結びつかなかったと考えられる。

私は1話目を逃したら、その番組はあきらめてしまうため、
あとから口コミで伝わってきたドラマには、悔しい思いをさせられる。
今回の場合「黒い太陽」がそのよい例だった。
まぁ、今はなんでも待てばDVD化されるので、そう躍起になることもないのだが。

| drama | 20:28 | comments(0) | trackbacks(6) |
2006年7月期ドラマ マイベスト5
1位 結婚できない男
ひとりの男と3人の女をめぐる複雑な関係を、泥沼化させることなく
最後までペーソスたっぷりに、ユーモア溢れる視点で描ききったのはすごい!
登場人物のすべてが、人間味たっぷりで、魅力的だったのもよかった。
ひさしぶりに登場した“大人のための大人のドラマ”に乾杯!!

2位 マイ☆ボス マイ☆ヒーロー
大森美香×長瀬智也のコラボで、普通の学園モノが一気に大変身!
しかし、学園モノには欠かせない友情や恋といったエピソードも
決して忘れることなく、作品中に自然な形できちんと埋め込み、
無理のない新鮮な切り口で見せてくれた。
老若男女が楽しめる上に、追求しようと思えばどこまでも深読みできる
奥行きのある優れた作品だったと思う。

3位 ダンドリ。〜Dance☆Drill〜
爽やかな風をありがとう。
5人の少女たちに、忘れていた大切なことをたくさん教えてもらったと同時に
帰らぬ日々のきらめきに、ちょっとノスタルジーな気分を覚えた。

4位 レガッタ 君といた永遠
視聴率が振るわず、打ち切りという憂き目にあってしまったけれど
ボートにかけるベタな青春群像劇が、私は好きでした。
演技力はいまいちの速水もこみちが、
小細工なしの肉体で勝負していた姿も好感が持てた。

5位 花嫁は厄年ッ!
最終回がなければ、順位は確実にもっと上だったはず。
減点した上でのランクインだけに、惜しい!!

********************************

以下は今期、私が見ていたドラマ。
この中からベスト5を決定しました。

日:誰よりもママを愛す(TBS 21:00)

月:サプリ(フジ 21:00)

火:ダンドリ。(フジ 21:00)
  結婚できない男(フジ 22:00)

水:CAとお呼びっ!(NTV 22:00)

木:下北サンデーズ(テレ朝 21:00)
  花嫁は厄年ッ!(TBS 22:00)
  不信のとき(フジ 22:00)

金:レガッタ(テレ朝 21:00)
  タイヨウのうた(TBS 22:00)
 
土:マイ☆ボス マイ☆ヒーロー(NTV 21:00)
| drama | 17:17 | comments(3) | trackbacks(2) |
『花嫁は厄年ッ!』全12話 視聴完了
花嫁は厄年ッ!
花嫁は厄年ッ!

最終回はいらなかったんじゃないの?というのが率直な感想。
今まで能面のような顔しかしなかった母親役の岩下志麻が
安土家のみんなとわざわざ東京までやってきて
「息子をしあわせに出来るのはあなたしかいません」と、
親指を立ててニッコリと笑う。
それだけで十分なハッピーエンドだったのに、
次回の予告が流れたときには
「えっ、まだやるの?」という感じだった。
その直感どおり、最後まで見たら
「もうお腹いっぱいです」
何もかもを見せればよいというものではない。
適度な余韻を残し、こちら側の想像に任せてくれる部分を
もっと残しておいて欲しかった。
なにごとも腹八分目がちょうどよい。
“終わりよければ、すべて良し”とはよく言うが
結構、楽しみに見ていた作品だけに、残念な結末だった。
| drama | 23:03 | comments(0) | trackbacks(2) |
『不信のとき ウーマン・ウォーズ』全13話 視聴完了
不信のとき ~ウーマン・ウォーズ~ (出演 米倉涼子、松下由樹)
不信のとき ~ウーマン・ウォーズ~ (出演 米倉涼子、松下由樹)

次回の展開が気になる…という意味では魅力的な作品だった。
だが、どこか昼ドラのような安っぽさが、
全体を通して漂っていた気がしたのは私だけだろうか。
やはり有吉佐和子の原作で、TBSが昨年『女系家族』を放送したが
こちらは同じように、泥々の人間関係を描きながらも、
きちんとした大人の夜のドラマとして仕上がっていた。
しかも、主演はどちらも米倉涼子。
違いは何か?
このドラマ、プロデューサーが脚本を兼ねていたのだが
栗原美和子という人はプロデューサーとしての才能はあっても
脚本家としての才能はないような気がする。
このチープさは『東京湾景』のときに感じたそれと同じ類のものだ。
プロデューサーとして「こう見せたい」という思いが、
脚本というワンクッションをおかないために、
あまりにダイレクトに作品に出されてしまったのではないか?
今回の場合、全面的に押し出されるべきテーマは
“正妻と愛人”という立場の違う女の、
ひとりの男をめぐるそれぞれの愛のあり方だったのではないかと思う。
だが、最後まで作品を見たとき、もっとも心に残ったのは
原作には登場しない、ベビーシッター沖中和子の
「女としてのプライドのためだけに、子どもを産むなんて最低だ」
という叫びだった。
そして、彼女たちをそこまで追い詰めた義雄が
進行胃がんにおかされたことを天罰だと言い切った。
“なんの罪もない子どもが、大人の勝手な都合で、
愛情のないところに生まれくる不幸”
サブテーマとしては、よいと思う。
だが、仮にもサブタイトルで“ウーマン・ウォーズ”と謳っているのに
いつの間にか、こちらがメインになってしまっては本末転倒ではないのか?
このドラマ、ナレーションも和子役の杉田かおるが務めているのだが、
和子として語っているのか、単なるナレーションなのか
最後まではっきりとわからなかった。
もし、この作品を沖中和子という第三者の目線で追っていきたかったのだとしたら
彼女の存在をもう少しはっきりさせる必要があったと思うし、
少なくとも“ウーマン・ウォーズ”というサブタイトルは邪魔だった。
いったいどこに目線を置いて描いているのか?
そのピントのずれ(作品の主軸のズレ)が、
結果的にすべてのチープさに結びついたのかもしれない。
ついでなので、BGMがそのチープさに輪をかけていたことも付け加えておこう。

あゝ無情
あゝ無情
オープニングタイトルロールは短編映画のように美しかった。
この曲も私の年代層には外せないだけに、主題歌としてはナイスセレクト♪
| drama | 23:58 | comments(5) | trackbacks(2) |
『結婚できない男』全12話 視聴完了
結婚できない男 DVD-BOX
結婚できない男 DVD-BOX

ひさびさに大人のドラマを見た気がする。
特に3人の大人の女たちの微妙なセリフの駆け引きは
毎回みせてくれた。
どのキャストもその役にピタリとはまり、
見ていて気持ちがよかった。
とくにみちる役の国仲涼子は、これまで苦手な女優さんだったが
今回はじめて心から「いい!」と思えた。
口は笑っても、決して目が笑っていない夏川結衣の
ちょっとひょうきんな演技もひさびさに見られて嬉しかった。
桑野のことを誰よりも、いちばん理解し、
また彼にとってもなくてはならない存在である
高島礼子演じる沢崎麻耶が、
けれども、彼にとって決して恋愛対象にはならないという皮肉も
大人のドラマならでは、だと思う。
老若男女、誰もが見られるドラマもいいが、
こうした大人ならではの、ちょっとスパイスがきいた作品が
1クールに1本あってくれるとうれしい。
| drama | 05:06 | comments(5) | trackbacks(3) |
『ダンドリ。〜Dance☆Drill〜』全11話 視聴完了
ダンドリ。~Dance☆Drill~ (出演 栄倉奈々、加藤ローサ)
ダンドリ。~Dance☆Drill~ (出演 栄倉奈々、加藤ローサ)

フジの夏のこの枠には、やっぱり青春モノがよく似合う。
とりたてて目立った役者がいるわけでもなく、
作品と同じように、キャスト&スタッフ全員が一丸となって
“よい作品を作ろう”と頑張っている気合のようなものが
見ているこちら側にまで伝わってきた。
ご都合主義なところがまったくなかった脚本は秀逸で、
またその脚本に真正面から全身全霊で取り組んでいった
若い役者たちも素晴らしかったと思う。
向こう見ずだが一本気の主人公・要の前向きさにひきずりこまれて、
親友の双葉が、けだまが、浜京が、さやかが、仲間になった。
下手くそながらも、一生懸命笑顔で踊る彼女たちの姿を見て、
事勿れ主義だった顧問のうらなりが
大型スーパーが近所に出来ることで分裂しかけていた商店街の大人たちが
最初はバカにしていた学校の同級生たちが、
やがて「自分たちも!」という気持ちになっていった。
そして、5人で頑張ることで、いつの間にかひとりひとりが強くなっていった。
ひとりでは決して出来なかったこと、出せなかった勇気を、仲間がわけてくれたから
彼女たちはたくさんの困難を乗り越えることが出来たのである。
その姿は、まさに青春そのもので、本当に爽やかとしか表現のしようがないほど、
キラキラと眩しく、パワフルで清々しかった。
チア・スピリットが周囲に連鎖反応を起こしていったのである。
そう、見ているこちら側にも、それは伝わってきた。
大好きな要のために、いつも一生懸命応援をする、
カルロスのとびっきりの笑顔も忘れられないきらめきのひとつだ。
無気力だった人びとが、チアダンスというひとつの競技にめぐり合い、
二度とこない青春の1ページの瞬間、瞬間を精一杯に生きようとする。
「今、この瞬間を悔いのないよう大切に生きること」
頑張っている彼らを毎週見ながら、私も頑張る力をもらった。
そんな素敵な作品だった。
それだけに、視聴率的に振るわなかったのがとても残念で仕方がない。
| drama | 03:52 | comments(2) | trackbacks(0) |
『サプリ』全11話 視聴完了
サプリ
サプリ

テレビドラマが他の媒体ともっとも大きく違う点は
<数字(視聴率)を取れなければ意味がない>というところにある。
結果、ドラマそのものの質よりも、いかに数字を稼ぐか
ということに重点が置かれることになる。
月9のようなブランド枠になれば、
そのハードルは他のドラマの何十倍も高い。
本来、物語のあるべき姿とは、脚本ありき、である。
だが、テレビドラマの場合、この理論は通用しない。
では、何がもっとも重要視されるのか?
数字を持っているタレントである。
しかし、このタレントが役者として使えなかった場合どうなるのか?
そのよい例?がこの作品である。
脚本家、プロデューサーを含め、スタッフの苦労に「お疲れさま」と言いたい。
伊東美咲は最後まで藤井ミナミにはなれなかった。
回を追うごとに減っていくセリフ。
それに代わって増えた、他キャストの
藤井ミナミという人物像の説明めいたセリフ。
アメリカの大女優がこんなことを語っていたのを思い出す。
「どんな顔をしていいかわからないときは、普通にしていなさい。
そうすれば、カメラや音楽が、あとからあなたの役を作ってくれるわ」
まさにそんな感じだった。
しかし、カメラワークにどんなに凝っても、音楽を入れても、
伊東美咲の大根ぶりには歯が立たなかった。
煮ても、焼いても、食えない、とはまさにこのことだ。
中間地点を抜けたあたりで、プロデューサーが匙を投げるのが
手にとるようにわかった。
もう、伊東&亀梨の両主演で、物語を展開させていくのはムリだ。
『サプリ』は、ドラマという体裁をかろうじて保ちながら、
実質、亀梨和也のPVと化した。
いったい、金子さんは何度、脚本を書き直したことだろう。
こんなドラマを書かなければならなかったなんて、
脚本家として、さぞ無念だったに違いない。
どんなに素晴らしい物語を生み出していたとしても
それを体現できる役者なくしては成立しない。
どんなに素晴らしいセリフを書いたとしても
そこに魂を吹き込んでくれる役者なくしては成立しない。
| drama | 23:09 | comments(0) | trackbacks(4) |
カウンターデザイン変更
おかげさまで、たくさんの方々にご訪問いただき
当初設置していた大きなカウンターでは、
テンプレートが崩れるという問題が発生いたしました。
今後も、たくさんの方々にご訪問いただけるよう、願いをこめまして、
今回は前回に比べて、かなり小さめのカウンターに致しました。
ご訪問者数は、カウンター設置時より繰り越して表示されております。
かなり身勝手で、ご覧になる方によっては、
気分を害されることもあるかと存じます。
が、あくまで、このサイトは私個人の感想であり、
批評や論評といった高尚なものではございません。
そちらを十分ご理解いただき、またご訪問いただければ…と思います。
更新はかなり気まぐれではございますがwww。
なにはともあれ、今後とも、ひとつよろしくお願い申し上げます。
| others | 00:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』全10話 視聴完了
マイ☆ボス マイ☆ヒーロー (出演 長瀬智也、手越祐也)
マイ☆ボス マイ☆ヒーロー (出演 長瀬智也、手越祐也)

大森美香の脚本も、長瀬智也の演技力も
毎度のことながら素晴らしかった。
<基本は学園モノ>という軸を一度も揺るがすことなく
学校とは何か?なぜ学校に行くのか?ということを
決してシリアスになりすぎず、自然な形で、楽しく見せてくれた作品だったと思う。
…とサラッと書いてしまったが、
こうしたテーマを、ああいった見せ方で描くことはきわめて難しい。
どの学校にもあるであろう、1年間の年間行事を通じて、
個性豊かなクラスメイトとともに過ごした榊真喜男の高校生活は、
誰もが経験したことのある、また、これから経験するであろう世界であり
子どもから大人まで、全世代に違った意味を持って、受け入れられたであろう。
毎回、楽しみにしていたドラマだけだっただけに
終わってしまうのが、今とても淋しい。

宙船/do!do!do! 通常盤(初回プレス)
宙船/do!do!do! 通常盤(初回プレス)
中島みゆき書下ろしという、みゆき節全開の贅沢な主題歌。
いつか、みゆきさんのセルフカバーを聞いてみたい。

| drama | 23:39 | comments(5) | trackbacks(5) |