☆独断と偏見に充ちた愛のエンタメ感想文☆
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『14才の母』全11話 視聴完了
14才の母 (出演 志田未来)
14才の母 (出演 志田未来)

放送中から、肯定的意見と否定的意見が半々で、
一時は番組打ち切りの噂まで飛び出した作品。
その主な内容は
「14才で妊娠、出産するような題材を、
テレビドラマで扱うのは不適切ではないか?」
というものだった。
だが、脚本家の井上由美子をはじめとする、
この番組のスタッフ全員が訴えたかったこととは
“命の大切さ”ただそれだけではないだろうか?
しかし、派手な役者も宣伝を打つ予算もどこにもない。
何とかひとりでも多くの人に見てもらうためには
人びとを惹きつけるセンセーショナルなモチーフが必要だったのではないか?
そして、私にはそれが
“14才の普通の女子中学生の妊娠・出産”
だったように思われる。
事実、このタイトルだけで番組に興味を持った人もたくさんいるはずだ。
そして、単なるセンセーショナルな作品にしないために、
視聴者はいろいろなことを毎回、問われてきた気がする。
「両親とはどういう存在か」
「誰かを愛するとはどういうことか」
「大切な人を守るために自分が出来ることはいったい何なのか」
それらはすべて、メインテーマへと繋がっていく。
即ち
「命は決して自分ひとりだけのものではない」
ということ。
日々、命を粗末にするようなニュースが
マスコミによって垂れ流されている中で
今、忘れられかけている、こんな当たり前で大切なことを
この作品はただ伝えたかったのではないか…と私は思う。
作中、一般論としての正論を述べるのは
女手ひとつで子どもを育てた桐野静香だけで、
確かに、最後まで、綺麗ごと過ぎる展開ではあったと思う。
だが、何度も繰りかえすようだが、この作品の真のテーマは
14才の少女が子どもを出産するという話ではない。
そのことを踏まえて、もう一度見直してみたとき
煌くような命の輝きを、生命の尊さを、人の強さというものを
私たちは必ず、再認識出来るような気がしている。
| drama | 23:57 | comments(2) | trackbacks(4) |
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| - | 23:57 | - | - |
トラバ返しありがとうございました。
それだけ、感じられたことを多くの人に訴えられたいのだとお察しします。
一方の私は、本当にこのドラマは命の大切さを呼びかけたものだったのか、多くの方に考え直していただきたいと思うのです。
命は大切だ、命が粗末になっている、と世間でも度々言われますが、そもそも命とは何でしょうか。智志は高校進学を諦めて働き出しました。これは自分の可能性、強いて言えば自分の命を粗末にしていませんか?
私はこのドラマを高く評価していますが、それはあくまで、今の子ども達が難題にぶち当たったり、責任を取らなければならなくなったら、このように対処するのだということを、14才で妊娠・出産する主人公の姿を通して見事に描ききった、という点です。
| haruomi-asaji | 2007/01/09 3:47 PM |
>朝路サマ
丁寧なコメントありがとうございます。
命とは何か?
理屈では表現できない難しい問いですが、
敢えて言葉にするとするならば、
“誰か(本人も含む)の勝手で奪われてはならないもの”
でしょうか?
私の場合、朝路サマとはまったく逆の感想を持ちました。
大きな難題にぶつかり、責任をとらねばならなくなったとき、
どのように対処するのか?というのがこの作品のメインテーマだとしたら
その難題を“14才の少女の妊娠”とするのは、
テレビドラマの題材としてふさわしいとは思えないからです。
記事中にも書きましたが、このテーマは、
いかに大衆の注意をこの作品に惹きつけるか、
そのための苦肉の策だったのではないかと思います。
ですので、この先はそのことを前提に話を進めさせていただきます。
智志は確かに高校進学を諦め、父親として働くことを決断しました。
ですが、それが命を粗末にしていることだとは、私は思いません。
なぜなら彼の命は、もう既に次の世代にきちんと引き継がれているのですから。
そして、生きている限り、可能性というのは常にあるものです。
ふたりの場合、一般的な人とは順序が逆になってしまっただけで、
そこで終わってしまったわけではありません。
右へ倣えな行動をしていれば、
必ずしあわせになれる時代は残念ながらもう終わりました。
そうした意味で、彼の選択は命を粗末にしているのではなく、
新たな命の可能性を探している、という風に私の目には映ったのですが…。
| かるまんぼう | 2007/01/09 11:04 PM |









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