☆独断と偏見に充ちた愛のエンタメ感想文☆
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少女漫画経験値測定
私の所属している戦隊(“激遅戦隊ノロマーマン”)の
ノロマレッドことチヅル隊長が挑戦していたので、
遅ればせながら、私もノロマブルーとして行事に参加するでござる!

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ルール:
■基本的に小学館/集英社/講談社/白泉社で書いてる人
■以下のように印をつける
 知らない:× 
 知っているだけ:△ 
 作品を読んだことがある:○
 購入したことがある:◎ 
■総勢100人


<あ>
相原美貴 ○ 青池保子 ○ 赤石路代 ○ 秋里和国 ◎
秋元奈美 × あさぎり夕 ○ あらいきよこ △ 安野モヨコ ◎ 
池沢理美 ○ 池野恋 ○ 一条ゆかり ◎
いくえみ綾 ◎ 樹なつみ ◎ 上田美和 ○ 上田倫子 ○ 内田春菊 ◎ 
絵夢羅 ×
逢坂みえこ ◎ おおや和美 ○ 岡田あーみん ○ 岡野史佳 ○
尾崎南 ◎ 小沢真理 ○ 小畑友紀 ◎ 小花美穂 ○ 
<か>
神尾葉子 ◎ 河惣益巳 ○ 神谷悠 ○ 河原和音 ◎
北川みゆき ○ きら ○ 
くさなぎ俊祈 △ CLAMP ◎ くりた陸 ○ 
<さ>
さいとうちほ ○ さくらももこ ○ 佐々木倫子 ◎ 
椎名あゆみ × 篠原千絵 ○
清水玲子 ◎ 新條まゆ ○
すぎ恵美子 ○ 鈴木由美子 ○ 
惣領冬実 ◎
<た>
高尾滋 × 高屋奈月 △ 武内直子 ○ 竹宮恵子 ◎ 立野真琴 ◎ 
多田かおる ◎ 立川 恵 × 谷川史子 ○ 種村有菜 △ 田村由美 ◎ 
津田雅美 ○ 紡木たく ◎
富永裕美 ○
<な>
中条比紗也 △ なかじ有紀 ◎ 永田正実 ○ 中原アヤ ◎ 那州雪絵 ◎
成田美名子 ◎
二ノ宮知子 ◎ 
野間美由紀 △
<は>
萩岩睦美 ○ 柊あおい ○ ひうらさとる ○ ひかわきょうこ ○
日高万里 △ 日渡早紀 ◎
藤井みほな △ 藤村真理 ◎ 本田恵子 ◎
<ま>
槇村さとる ◎ 松苗あけみ ○ マツモトトモ ○ 松本洋子 ○ 
美内すずえ ◎ 三浦実子 ○ 水沢めぐみ ○ 宮川匡代 ○
森生まさみ ×
<や>
八木ちあき × 矢沢あい ◎ 山口美由紀 ○ やまざき貴子 ○ 山田南平 ○ 
大和和紀 ◎
由貴香織里 ○ 
吉住渉 ○ 吉田秋生 ◎ 吉村明美 ○ 吉原由紀 ○ 
<ら>
羅川真里茂 ○ 
<わ>
わかつきめぐみ ◎ 早稲田ちえ △ 和田尚子 ○ 渡瀬悠宇 ○ 
渡辺多恵子 ◎

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隊長と私の年代のギャップが激しく出ていることが判明。
ちなみにこの中で好きな作家さんを挙げると

安野モヨコ、一条ゆかり、いくえみ綾樹なつみ、逢坂みえこ、小沢真理、小畑友紀
河原和音、きら、
佐々木倫子清水玲子惣領冬実
立野真琴、谷川史子、田村由美
二ノ宮知子
槇村さとる
矢沢あい、大和和紀(最近作はいただけないが)
吉田秋生、吉村明美
わかつきめぐみ、渡辺多恵子

赤字は作家買いをしている先生。
それにしてもこの100人はどういう基準で選ばれたのだろう?
新旧混在していて、そちらのほうが気になるのだが…。
| comic | 03:13 | comments(3) | trackbacks(5) |
ハズレくじをひいている暇がない人へ
このマンガがすごい! 2007・オンナ版
このマンガがすごい! 2007・オンナ版
このマンガがすごい! 2007・オトコ版
このマンガがすごい! 2007・オトコ版

マンガ読みが選んだ、2006年のマンガTOP20を紹介したマンガガイド。
多少マニアックなところが無きにしもあらずだが、
とりあえずこの本のベストテンに入っているマンガにハズレはない。
メジャーどころをしっかり押さえながら、
マイナー系の作品もきちんとランクインしているところが素晴らしい。
テーマ別の一押しガイドや、惜しくもTOP20からもれてしまったかくれた名作を
ライターが私情を交えて、こっそり紹介している“サルベージ評議会”では
まだ手垢のついていない、あなたの知らないステキな作品にめぐり合えるかも!?
またマンガ誌別、編集者かくし玉付きレビューで、
今年ブレイクしそうな作品をチェックして先取りすることも出来そう。
本来なら、気になるマンガ誌をすべて買い漁り、
自分の目と感性で先物買いをするのが醍醐味ではあるが、
大人になれば、必然的にその時間は限られてくる。
そんな中で、長編メジャー作品に埋もれていってしまう
短・中編名作を探しあてるにはもってこいの一冊。
マンガ誌すべてに目を通しているワケにはいかないが、
まだまだ新しい作家や、作品にめぐり合いたい人のための
ガイド本としては最高の一冊。
巻末のマンガ読み総勢62人、ひとり、ひとりのベスト6を紹介するコーナーは圧巻。
きっと、あなたと同じ趣味を持ったマンガ読みが何人かはいるはず。
そしてその中には、おそらく未知の名作があるのでは?
ちなみに、私は、エッセイマンガ『暴れん坊本屋さん』で知った
久世番子氏のストーリーマンガに、今年は挑戦したいと思っている。
| comic | 23:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
ひとりじゃないってステキなことね
FUTAGO 1 (1)
FUTAGO 1 (1)
池谷 理香子 全5巻

あやかとゆかりは二卵性双生児の姉妹。
だが、両親の離婚により、ある時から別々に育った。
双生児といっても、二卵性のため、ふたりの性格はとても対照的。
おっとりしていてマイペースな姉のあやかと、
しっかりものでアネゴ肌の妹ゆかり。
2人は大人になってからひょんなきっかけで生活を共にするようになる。
まるでそれまでの何年間かを取り戻すかのように。

ふたごというモチーフを最初から最後まで、
最大限に活かしたストーリーテリングは圧巻!
お互いがお互いに欠落した部分を埋めあって生きていることへの、
喜びと苦しみ、共感と嫉妬・・・。
ともすれば、壊れそうな危うい関係だが、
ふたごであるがゆえに乗り越えて生きていける。
最後まで、どうなるかわからない、
ハラハラドキドキの紆余曲折はあるものの、
ラストはそんな明るい希望に満ちた終わり方をしているのもうれしい。
自信を持ってオススメできる作品。
| comic | 01:02 | comments(1) | trackbacks(1) |
純文学の定義
蛇にピアス
蛇にピアス
金原 ひとみ, 渡辺 ペコ

渡辺ペコはここ数年で最も注目している新人漫画家のひとりである。
だが、初のコミックが原作つきというのは何とも・・・。
まったくの別モノとして読めば、それはそれで完成度の高い作品だが、
原作のコミック化として成功しているかといえば、否と言わざるをえない。
そもそも、コミック化が可能なものを純文学とは呼べないのではないだろうか?
というのが、私の個人的な見解だ。
原作にある、あのドロドロとして生々しい、
チリチリと痛む生(=性)な感じが、この作品にはまるでない。
そもそものモチーフからしてまったく違うような気さえする。
原作をそのまま絵にしたら読めないから、
わざとさらっと描いたのか?
そう、このコミックを読んで感じた、原作とのいちばん大きな違いは
サラっとしすぎている、ということ。
原作の読後には空虚感が残ったが、コミックの読後には清々しさが残った。
『蛇にピアス』のマンガ版として捉えず、
純然たるオリジナル作品として読んだならば、
なかなかに完成度も高く、また文学的な一面もあり・・・
で、一読の価値はあると思う。

しかし純文学とは、
他のメディアとは、決してミックスしえないものではないのか?
だからこそ、がつく価値があると思うのだが。
| comic | 23:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
ドライアイス屋さんの
ドライアイスみたいな恋物語
ゑびす銀座天国
ゑびす銀座天国
ゑびす銀座天国
東村 アキコ

ドライアイス店の店員・興梠(コオロギ)は恋に不器用な28歳。
彼は自分が恋した女の子の名前すら知らず、
周りは密かに「アタック中」と呼んでいる。
その一方、片想いマニアの「ひずみ」には熱烈に想われ、
ついに同じ下宿にまで引っ越される始末。
おまけに、仕事で煙幕をたいたところ、
花婿を強奪し田舎に引っ込んでしまった
「みゆき」という女に名刺を渡され、
なぜか関わり合いになることに・・・。

ひとりの優柔不断男がさまざまな事件に予期せず巻き込まれ、
その都度、厄介な女の子と関わり合いになっていく。
そんな女難男の純情な恋物語を描いた作品なのだが、
次第にこの男自身、事件の渦中で自分自身を見失っていく。
職業そのままに、彼の恋路もまたドライアイスのような
白い霧の中に見えなくなっていくのである。
誰かと誰かがくっついてハッピーエンドというような単純な物語ではなく、
いったい誰と誰が結ばれるのか、読み進めば進むほどまったくわからなくなり、
こちらも主人公といっしょに煙に巻かれてなんとなく終わってしまった。
まだ、一度しか読んでいないのだが、何度も読めば味が出る作品なのか?
まったく評価のしようがない不思議な作風の作品であった。
| comic | 01:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
ゆっくりいこうよ
るきさん
るきさん
高野 文子

'88〜'92年にかけて、雑誌「Hanako」にリレー連載されていた漫画。
在宅で医療保険事務の仕事をしている<るきさん>と
一般OLの友人<えっちゃん>との他愛ない日常を綴った作品。
オールカラーで平均15コマほどの見開き読みきり。
ボケ役の<るきさん>とツッコミ役の<えっちゃん>という見方も出来る。
<るきさん>は時流に左右されないマイペース人間。
<えっちゃん>はそれなりに時流にのっている一般OL。
その対比が面白い。
と同時に、バブル全盛期に
<るきさん>というキャラクターを生み出した高野文子はやはり天才だと思う。
絶えずマイペースの<るきさん>の在り方は、ある種の憧れさえ抱かせる。


ハルチン
ハルチン
魚喃 キリコ

かたや、こちらは平成版『るきさん』と呼ぶべきか?
やはり『るきさん』と同じ形式で雑誌「Hanako」に連載されていた。
ひとり暮らし、フリーター、彼氏なしの男の子っぽい<ハルチン>。
見た目思いっきり乙女な友人<チーチャン>。
お金がないのに、思わずかわいい洋服を買ってしまったり、
ダイエットをしようと決めたものの、冷蔵庫においしいものを発見して断念、とか、
こちらも他愛ない日常を描いていることに変わりはないのだが
より「あるある」感が強くなっている。

だが、いづれも読んでいてホッとするのは、
等身大の今の生活を最大限に楽しんでいるところ。
ちょっと疲れ気味の友だちがいたら、さりげなくオススメしてあげて。
「そんなに急いでどこいくの?」
そんな声がページを繰るたびに聞こえてきて、
今、身近にあるしあわせにきっと気付くハズ。
そして、そのことに気付けたら、
「毎日って、そんなに悪くない」
そんな風に思える気がする。
| comic | 22:33 | comments(5) | trackbacks(0) |
お正月休みの過ごしかた
このマンガがすごい!2006・オンナ版
このマンガがすごい!2006・オンナ版
このマンガがすごい!2006 ・オトコ版
このマンガがすごい!2006 ・オトコ版

お正月休みが暇で暇で仕方ない方。
この本を読んで、マンガを買いに行きましょう。
マン喫で暇潰しでもするか…という方は
この本で単なる暇つぶしが有意義な時間へと変わるハズ。
ちょっと偏りも見られますが、ハズレ本は載っていないことは保証します。
この本に載っていないわたし個人のオススメが知りたい方は
来年も継続して、このブログへと通って下さいませ♪
・・・って、結局宣伝でしたね。
冗談はともかく、ちょっとコミックに関しては
紹介が不足してしまったので、来年の抱負として
「コミック作品を今年以上に紹介する!」ということで。
一年、お付き合いありがとうございました。
来年も引き続きよろしくお願いします!!
| comic | 16:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
TBS・昼ドラ原作コミック
正しい恋愛のススメ (1)
正しい恋愛のススメ (1)
一条 ゆかり 全5巻


今週から始まったTBS・昼ドラの原作コミック。
女性誌『コーラス』に連載されていた少女マンガ。

ルックス良し・可愛い彼女持ちのフツーの高校生、竹田博明は、
何事にも冷めた日常を送る毎日。
一方クラスの委員長を務める秀才、護国寺洸は
出張ホストという裏の顔を持っていた。
護国寺は、すべてに適当で、女あしらいが上手く
顔もいい竹田に目を付け、同じ出張ホストのアルバイトにスカウトする。
さまざまな女性に接することで博明の毎日は少しづつ変わっていく。
が、その結果、彼はやがてとんでもない事態に巻き込まれることに…!!。

普通なら泥沼化するであろう、恋愛におけるシチュエーションに
一条ゆかりワールドの成熟したキャラクターたちは
実に清々しく真っ向からたちむかう。
その痛快さがこのコミックの醍醐味だ。
昼ドラ化するにあたり、設定が少し変わっているが、
これまでの昼ドラとは一線を隔した作品に仕上るのか?
それともやはり泥沼化させるのか?
どこまで原作に忠実にするつもりか、みどころである。
原作はすでに完結済み。
中味も外見もステキな、一条ゆかりの描く男たちが
テンコ盛りの垂涎ものコミックである。
| comic | 20:47 | comments(7) | trackbacks(1) |